もう一つの思考

            「考える」を使えるとき


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16/02/02


a. 初めに

仕事が出来ないと、「少しは自分でも考えろ」と言われる事があると思う。

でも、何でも、考えれば良い訳ではない。

考える箇所を間違えれば、考える意味は無い。

仕事が出来ない人が、考える箇所を知っているのか?疑問である。





b. 「考える」を使えるとき

では、いつ「考える」を使えるのか。



1+1=2

例の計算式を見て欲しい。
「考える」は、計算式の、「1+1」の部分。


ある人が、足し算を考えられるとする。

やって欲しい計算は、「1+1」
でも、足し算を考えられる人は、
「5+5」で、足し算を考えてしまい、答えは「10」になってしまった。

この、足し算を考えられる人は、何が出来なかったのか。

それは、数字を覚えていなかった。
その為に、「1」を、「5」に、してしまったのだ。
要は、「いちたすいち」を計算して。と言われ、この人は、足し算が出来るから、「たす」は、言っている事が分かる。
でも、「いち」が、どの数字か分からず、目の前にあった数字を見て、「5」にした。
だから、答えが、正解の「2」ではなく、「10」になってしまったのだ。

計算の勉強では、数字は、「いち」ではなく、「1」と書いてある。
そして、目の前には、「5」の数字があった。
「いちたすいち」から、この人が分かる「たす」を引くと、「いち」と「いち」。つまり、同じ数字を足すとは分かる。だから、「5+5」で計算した。

でも、これでは、足し算や他の考えが出来ても、答えは、間違ってしまう。

つまり、「考える」は、考える事を「知った」「分かった」後に、やっと使えるものになる。





c. 「知っている」とは

「考える」は、知っている事にしか、使えない。

これを、勘違いしている人は多い。

知らない事を考えても、とんちんかんな答えが出るだけ。
なので、考える前に、知らない事を、知っている事。にする事が要る。

頭側なら、頭に知識を入れて、知る。

身体側なら、体で行動に起こして、覚える。覚えたら、それが、知っている事になる。
例えば、仕事を体で覚える人がいる。その覚えた仕事内容は、知っている事になるのか、知らないままになるのか、当然、知っている事になる。
だから、体で覚えた事も、「知っている」事になる。


頭で分からないなら、行動に起こして分かる。
行動に起こしても分からないなら、頭で分かる。





d. 考え方

知った、分かった、後に「考える」を使う。

考え方は、一つではない。

足し算もあれば、引き算もある。
行動で言えば、押しても駄目なら引いてみろ。

他にも、「諦めが肝心」や「焼け石に水」「石の上にも三年」などある。
これらは、全て、身体側のやり方である。

身体側のやり方は、身体側の物事の殆どの事に使える。
ただし、「変換」という考える力はいる。
これは、「考える」なら、考えるに使える様に変換する。
「体を使う」なら、体を使う上で使用できる様に変換する。

諦めが肝心
諦めた方が、気持ちが落ち着いて、良い考えが出る。
これは、気持ちの操り方の一つだが、影響は「考える」に出る。もちろん、「考える」以外にも使える。


焼け石に水
考える力が無いなら、考えても無駄。どれだけ考え様が今の考える力では、その問題を考え解く事は出来ない。
つまり、考える力を鍛えるか、考えるではない違う事をした方が良い。
焼け石に水

意味:わずかばかりの努力や援助では、効果がほとんど期待できない事の例え。

注釈:焼けて熱くなった石に水をかけたところで、水は蒸発し、石を冷ます事が出来ない事から。
焼け石に水の意図の答え
効果が期待できないなら、今している事をしても意味ない。


石の上にも三年
同じレベルの考えでも、考えていたら、考えられるレベルは上がる。
例えば、一桁の足し算は出来るが、二桁になると足し算が出来ない。でも、一桁の足し算をいっぱいしたなら、二桁の足し算も出来る様になる。
石の上にも三年

意味:つらくても辛抱して続ければ、いつかは成し遂げられる。という事。

注釈:冷たい石でも三年間座り続ければあたたまる事から転じて、何事にも忍耐強さが大切だという事。
この、三年は、絶対に三年という意味ではなく、「多くの月日」という意味。





e. 考える幅を広げるやり方

頭側は、知識を豊富にして、事を成す。
身体側は、考えを豊富にして、事を成す。

その為、身体側の人は、「考える」という事を、常にしてしまう。

でも、知っていない事は、考えても、考える箇所が分からない為、意味のない考えしか出来ない。

つまり、身体側の人は、自分で考え、行動に出る事が多く、それが、仕事を出来ない方向へと導いているケースも多い。



| 身体側は、式と答えを知って、「考える」を使う。
要は、勉強の仕方が、頭側とは、根本的に違う。

頭側は、計算式なら、足し算の仕方を覚えて、足し算をする。

身体側は、足し算の仕方を解いて、足し算の仕方を覚える。
つまり、式と答えを知り、何をしているのかを解く。

先程のことわざを、「考える」に応用したのも、この考え方。
ことわざの意図を解く。そして、その意図を、「考える」で解いただけ。

ことわざの所は、「考える」で解いた物。と、そのことわざの本来の意味。を載せていて、「焼け石に水」の方は意図を解いてある。
もう一つの、「石の上にも三年」の意図を解いて見て欲しい。

これは、「考える」の頭側のやり方で、考える幅を広げるやり方。
ちなみに、「考える」自体は、身体側のもの。
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f. 考える器のレベル

「考える」の身体側は、考えるレベルを上げる。
簡単に言うと、上のレベルの考えを出来る様になる。

足し算で言うと、

頭側の考える幅は、一桁の、数字違い。
「2+5」「7+3」という感じ。

身体側の考えるレベルは、一桁から、二桁、三桁と計算の器を上げる。
「1+2」から「30+40」から「500+600」という感じ。

図にすると、


こうなる。

この図31の考える器のレベルで、どの桁でも同じなのは、「足し算の考え」というところ。
それが、勘違いを生む。

一桁のレベルの人が言う、「1+1」と、二桁の人が言う、「1+1」は違う。
何が違うのか。
一桁のレベルの人が言う「1+1」は、一桁の中だけの考え。
二桁のレベルの人が言う「1+1」は、二桁までの中の考え。

つまり、二桁のレベルまでの全部の中から、出した答えの方が正しい。

器のレベルの高い人が、「これをしたら良い」とアドバイスをくれた。
器のレベルの低い人は、そのアドバイスを自分なりに考えた。その結果、それは、自分には合わない。と答えを出した。
でも、器のレベルの低い人は、器のレベルの高い人の考えた所までは、考えられていない。
つまり、器のレベルの高い人が考えた答えは、器のレベルの低い人が考えられる事では無い。

では、どうするのか。
考えは、知った後に使える。
つまり、知らない事なら、取り敢えず、アドバイス通りにしてみる。すると、アドバイスされた事を知る事が出来るので、やっと、そのアドバイスについて考える事が出来る。
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g. 考える形

なぜ、考える器のレベルの高い人の考えと、考える器のレベルの低い人の考えで、同じ考えの答えが出てくるのか?



図33に戻る

図32を見ながら、例を読んで欲しい。



初めは、家で食べようと、食べる物を考えていた。そして、ハンバーグにしようと決めた。
でも、ハンバーグを作るのに要る材料が切れていた。
でも、もう、ハンバーグを食べたい気持ちになっている。
どうせ外に出るなら、外食にしようと、外食する事にした。
もちろん、ハンバーグを食べた。


普通に頭側で考えると、考えられる順番がある。と思ってしまう。
足し算引き算から、掛け算割り算という感じだ。

でも、考えは、掛け算割り算が出来ても、足し算引き算も使う。

先程の例を見て欲しい。
一度は、器のレベルの高い、ハンバーグという考えまでいっていたが、最終的には、一番器のレベルの低い、外食する。を決定打にした。

決定打は、一番器のレベルが低い考えだから、誰でも考えられる答えになる。
でも、ハンバーグを作る材料が無く「どうせ外に出るなら」というのが無ければ、この「外食にする」という答えは出なかった。

つまり、ハンバーグまで考えられなければ、この「外食にする」という答えは無い。

偶々、初めに外食にすると決め、美味しそうなハンバーグの看板を見て、ハンバーグを食べる事にしたとしても、考えた内容の濃さが歴然と違う。


器のレベルの高い人と、器のレベルの低い人、二つの考えた内容を見比べてみる。

初めは、家で食べようと、食べる物を考えていた。そして、ハンバーグにしようと決めた。
でも、ハンバーグを作るのに要る材料が切れていた。
でも、もう、ハンバーグを食べたい気持ちになっている。
どうせ外に出るなら、外食にしようと、外食する事にした。
もちろん、ハンバーグを食べた。

初めに外食にすると決め、美味しそうなハンバーグの看板を見て、ハンバーグを食べる事にした。

考えた内容の濃さの違いがすぐに分かると思う。

これで、器のレベルの高い人の考えを、器のレベルの低い人が考える事は出来てはいない。と分かると思う。
これは、「多くの事を知っている人の考え」と、「知っている事が少ない人の考え」も、同じ事が言える。それは、考えるときは、知っている事しか考えられないからで、先程と同じ様に考えた濃さが全然違ってくる。
知らない事は、自分の中で無い事になっているので、無い事を考えられるはずもない。


なぜ、こういう考える形になっているのか?

それは、身体側の構造の図に今回の考えを当てはめて見れば分かる。


「タイトルのご飯を食べる」から、近い考えが採用された考え。遠い二巡目の考えは、考え付いたが選ばなかった考え。
そして、考えの、「家で食べる」「外食する」が入れ替わっている。

考えの形は、先の図32では無く、図33の方になる。
図32は、考える形の頭側の図になる。
図33は、考える形の身体側の図で、考える自体が身体側のものなので、図33が考える形の本物の図となる。




トリセツ


[頭側]とは、|大脳の思考回路にあるもの。|大脳の思考は、このサイトでは、頭側の思考とする。

[身体側]とは、|古い脳の思考回路にあるもの。|古い脳の思考は、このサイトでは、身体側の思考とする。


頭側と身体側に関して、簡易にはトップページを御覧ください。
頭側と身体側に関して、詳しくは、トップページを見て貰ったあと、
頭側と身体側の関係に関してはトップページ > 頭側と身体側 全体一覧 > 頭側と身体側 一覧を、
頭側と身体側それぞれの特徴についてはトップページ > 頭側と身体側 全体一覧 > 頭側と身体側の違い(脳の二層目の法則による) 一覧
頭側と身体側の違い(脳の三層目の法則による) 一覧
を、御覧ください。


ちなみに、皆が使っている|大脳の思考|[頭側の思考][頭側の思考のもの]になりますが、
皆は人間なので動物側になり[身体側の思考のもの]になります。



脳の二層目の法則、脳の三層目の法則の意味に関しては、トップページの項目b. 脳の二層目の法則・脳の三層目の法則の意味を御覧ください。

脳の二層目の法則、脳の三層目の法則の違いに関しては、トップページ > 身体側 全体一覧 > 脳 一覧 >
身体側から見た 脳の三層構造仮説の見解
のページの項目e. 脳の二層目の法則・脳の三層目の法則の違いを御覧ください。



ここに書いてある数値は、適当な数値であり、頭側の計算の様な完璧な数値ではありません。



トリセツは、そのページ事に異なります。また、トップページに全てのトリセツを載せてあるので、そちらを御覧ください。



記号のトリセツ
青色のカギカッコは、頭側の意味、理由、説明。
赤色のカギカッコは、身体側の意味、理由、説明。


青色の囲いは、脳の三層目の法則の一部の部分の、頭側に入るもの。
赤色の囲いは、脳の三層目の法則の一部の部分の、身体側に入るもの。

|青色のカギカッコに緑色の縦ライン|は、脳の三層目の法則の一部の部分の、頭側の意味、理由、説明。
|赤色のカギカッコに緑色の縦ライン|は、脳の三層目の法則の一部の部分の、身体側の意味、理由、説明。


濃い青色の囲いは、脳の三層目の法則の、頭側の頭側に入るもの。
ピンク色の囲いは、脳の三層目の法則の、頭側の身体側に入るもの。

|濃い青色のカギカッコに緑色の縦ライン|は、脳の三層目の法則の、頭側の頭側の意味、理由、説明。
|ピンク色のカギカッコに緑色の縦ライン|は、脳の三層目の法則の、頭側の身体側の意味、理由、説明。


水色の囲いは、脳の三層目の法則の、身体側の頭側に入るもの。
濃い赤色の囲いは、脳の三層目の法則の、身体側の身体側に入るもの。

|水色のカギカッコに緑色の縦ライン|は、脳の三層目の法則の、身体側の頭側の意味、理由、説明。
|濃い赤色のカギカッコに緑色の縦ライン|は、脳の三層目の法則の、身体側の身体側の意味、理由、説明。


脳の三層目の法則の三部以降は、初めと最後の側の、二部の色を付けます。頭側の身体側の身体側なら、初めの頭側と最後の身体側で、ピンク色の囲い。また、|ピンク色のカギカッコに緑色の縦ライン|


[青色のカクカッコ]は、脳の二層目の法則の、頭側に入るもの。
[赤色のカクカッコ]は、脳の二層目の法則の、身体側に入るもの。

|青色のカギカッコに黄色の縦ライン|は、脳の二層目の法則の、頭側の意味、理由、説明。
|赤色のカギカッコに黄色の縦ライン|は、脳の二層目の法則の、身体側の意味、理由、説明。


緑色の囲いは、勝手に作った法則、または、頭側の言葉を借りたけど意味が違うもの。の頭側のもの。
黄色の囲いは、勝手に作った法則、または、頭側の言葉を借りたけど意味が違うもの。の身体側のもの。

緑色のカギカッコは、緑色の囲いの、頭側の意味、理由、説明。
黄色のカギカッコは、黄色の囲いの、身体側の意味、理由、説明。


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